中国・上海のある美術館が、某大学キャンパス内を歩く女子大生およそ5000人を無断撮影し、外見をランク付けして順位を記載し展示。これが物議を醸し結局、展示会が中止となり、韓国でも話題となっている。

　韓国メディア「国民日報」などによると、上海のある有名現代美術館のひとつ「OCT 上海」は中国の芸術家（宋拓/33）の作品展示を中断し、関連の展示会場を一時「閉鎖」とした。

　問題となった作品は、宋拓氏が2013年に制作したとされる約8時間の映像で、作品名は「キャンパス花」。宋拓氏はこの作品で、キャンパス内を歩く女子大生を隠し撮りし、その後、外見にランク付けして写真下に順位を記載した。
この映像に登場する女子大生は5000人に達し、この女子大生らをランク付けするために「評価団」として3人を雇っていたと伝えられている。

　国民日報によると、宋拓氏はインタビューで「外見の順位は慎重にランク付けし、不細工な女性は『許されるブス』と『許されないブス』に分類した」と言及していたという。

　問題視する声が広がると、美術館OCT側は即刻展示を中断。美術館の関係者は「広範囲な批判を受けた後、すぐに作品の内容と作家の意図を確認した結果、作品に女性をばかにするような要素があると判断した」とし、「撮影方式も肖像権侵害の要素がある」と指摘。
また「私たち美術館で、この作品を展示することで不快な思いをした観客の方々に心よりお詫び申し上げる」として「OCT上海は、この作品を展示から撤退させ、関連の展示会場を臨時閉鎖する決定を下した」と伝えた。


中国女子大生5千人を隠し撮り、”勝手にランク付け”して展示会実施…「信じられない」と韓国でも話題に

地元紙「マイアミ・ヘラルド」によれば、タワーの約55室が崩壊し、136部屋を抱える別棟の住民たちは避難している。25日現在、居住者のうち99人とは連絡が取れておらず、3人の死亡が確認されている。冬用にマンションを所有している人もいるため、実際に何人が部屋にいたかは不明だという。